日本公開前からずっと気になっていた『ウィキッドふたりの魔女』を鑑賞してきました。
全体評価:
まず私の評価としては、映画館で見るべき迫力ある見ごたえありの映画でした!ヴィランズ主役の映画が好きな人、ふたりの友情ものが好きな人、ミュージカル映画が好きな人は絶対満足できると思います。※こちら2部作になっており、後編は2025年11月に全米公開なので日本でみられるのはまだ結構先だろうとおもいます‥‥そこだけが残念っ
ここからは、私の感動ポイント3点を紹介します!!!

ポイント① 主演ふたりの演技、掛け合い
もともと馬が合わなくて、トゲトゲしていた2人の掛け合いシーンがまずとてもテンポ良くて面白かったです。実は君たち、お互いのこと大好きじゃんって思うくらい、息ぴったり!!
なんならこの辺の時は正直グリンダがめぐまれた家出身のただのわがまま娘に見えてて少し好きにはなれなかったし、小学校の頃にいたわがままな友達がちらついて勝手に嫌な気持ちになってました。
でもそんな2人が心を通わせるシーンで、グリンダって本当に自分に過度な自信があって暴走するだけで、人の優しさを受け取れる子なんだなって感じて、これ以後のエルファバと同じように、暴走に困り振り回されつつもそれを許してしまうような、小さい子供を愛でるような気持ちになりました。
あと…ネタバレだら書かないけど、最後のシーンのふたりの歌と演技がとても泣けます。

ポイント②舞台セット、ファッションが素敵
舞台セットについてはぜひ映画館で見てほしい!!あの大画面で!!あの綺麗なシーンを!!
映画の最初は悪い魔女が倒され、平和が戻ってきた世界が生き生きとして描かれていました。広大な土地に満天の花が咲き誇る様子や、街の建物がとても豪華で、驚きました。その分、この映画にどれくらい力を入れているのかが、最初のシーンからひしひしと伝わってきました。
その後のふたりの魔女が出会ったシズ大学、エメラルドシティ、オズの魔法使いの部屋、どれもセットが豪華で、細かいところを見切れないくらいたくさんの装飾が施された建物・町並みが出てきました。

ポイント③自分の生活に置き換えて考えさせられた
この物語は何が善で悪か、が非常に大きなテーマだと思います。悪として倒された、悪い魔女が何を考え、行動してきたのか。
私も日常の中で悪者にしている人(本当に人の心を傷つけてくる人はいると思う)がいるけれど、それは結局自分の視点から見たらって言う話で、他の視点から見たら多分私が間違っているとされることなんてたくさんあると思います。
エルファバのように戦うことは選べなくても、せめて、政治家の意見やニュースをそのまま受け取るだけでなく、自分で見て、調べて、関わって、自分で判断できるような人間になりたいなと考えさせられました。
難しく書いたけどとりあえず、先生が話すことを禁じられ連行されるシーンだけは本当に許せなかったです。エルファバ、そいつらをぶっ飛ばしてやれって思いました!
以上、今回の感想でした!私のレビューがみなさんの映画の選択の参考になれば嬉しいです。
鑑賞された方は、一緒に後編をわくわくしながら待ちましょう!
ご覧いただきありがとうございました。